9月 2016

帳消しにならない借金も

自己破産すると借金は帳消しされますが、延滞金を含めて帳消しになります。しかし、実は自己破産しても借金が残ってしまう場合もあります。たとえば税金の滞納分です。税金は自己破産の免責対象にはなりませんので、市町村などの担当部署からの督促状が継続して届きます。それは支払わなければなりません。しかしながら、自己破産すると金融機関のローン商品は数年間は利用できませんので、借金で税金の滞納分を返すことは出来ないのです。ただし自治体からの税金督促には時効があります。ですから自治体の担当者に率直に相談して、税金滞納分を時効にしてもらえるかどうかお願いしてみましょう。

それから自己破産しても消えない借金が、もう一つあります。それは、自己破産を申請する際に書き漏らしてしまった債権者からの借金です。自己破産手続きの書類には、債権者を一人残らず記入しなければならないのですが、それを書き漏らしてしまったら大変です。もしも書き漏らすと、その債権者へは借金の返済をしなければならないのです。

自己破産とは、人生をやり直すための極めて重要な手続きなのです。裁判所へ提出する書類などには、絶対に間違いがあってはいけません。くれぐれも気を付けましょう。